「氷の海のガレオン」

saikaku2007-12-30

少し前、ナツメの木を植えたいと思った。苗木を買いに行く。片隅にあった苗木を見つけるが、小さな芽がほとんどついていなくて、枯れているのではないだろうかと不安になる。レジの若いお兄さんに、「これ、枯れているんでない?」と。「いえ、枯れてはいませんよ。・・・ところで、スーパージャイアントナツメ、というのもあるんですが」と、その場所へ連れて行かれる。値段は倍ほどしている。「フツーのナツメよりもっと大きな、拳大ぐらいの実がなるんですよ。」 ああそうか。気持ちがぐぐっと動く。どうしようかなあ、大きな実か、それもいいかなあ。その言葉に誘われて、「じゃ、この大きな方にします。」 レジの所に戻り、「あの、肥料にとってもいいのがあるんですよ。土壌改良にとっても効果があるんですよ。」と追い打ちを掛けられ、「じゃあ、それもついでに。」とついつい買ってしまう。駐車場を出るとき、「うぐっ、フツーのナツメが欲しかったんだ(>_<)。」・・・今日、また、フツーのナツメを植える。