2007-01-01から1年間の記事一覧

「演出家の仕事」

図書館で何気なく借りたこの本が、コペルニクス的転回をもたらした。いろいろな問題意識。どのように本を読んでいけばいいのか、どのように人の話を聞いていけばいいのか、どのように習字の練習をしていけばいいのか、などなど。そのような問題に答を与えて…

「氷の海のガレオン」

少し前、ナツメの木を植えたいと思った。苗木を買いに行く。片隅にあった苗木を見つけるが、小さな芽がほとんどついていなくて、枯れているのではないだろうかと不安になる。レジの若いお兄さんに、「これ、枯れているんでない?」と。「いえ、枯れてはいま…

「武士道シックスティーン」

面白かった、その一気に読み通してしまった勢いのままに、此処に書いている、何が面白かったのだろうかと、動と静を思わせる二人の遣り取り、そして、人間としてお互いに成長していくところなのかと、会話文の次に挟まっている内心の呟きにも、何か惹き付け…

「治療島」(セバスチャン・フィツェック)

この本は何か劇的な感じがしている、劇的というのは、衝撃的であると共に映画的なストーリになっているように思う、そう映像が浮かんで来ていた、読み進むに従って久し振りに面白い本に出逢ったことを愉しんでいた、だんだんと惹き込まれてしまって一刻も早…

「トメック」「ハンナ」(ムルルヴァ)

もう一度時間配分のことを考え直していく、そしてそれをシンプルなものへ替えていく、4つのことに並行して進めていくことよりも、その4という数字の安定感に拘り過ぎていることを改めて、実際のこととして巧くいっていない、そして気持ちも分散して仕舞って…

「とぶ船」(ヒルダ・ルイス)

今の一つの仕事は、11月にある研究大会の為にその発表原稿を書かなければならない、発表時間は短いもののどう発表するのかを考えていかなければならない、まだ充分に時間はある、差し迫っていればまた別の話になっていくが、充分な時間が遣えてまだ書き始め…

「旅するヤギはバラードを歌う」(ムルルヴァ)

今の生活の在り様は完全に4つに時間帯に区分されている、それで一応の落ち着きを持っている、安定してきてもいる、早朝の3時間は日経を読むことに、それを通して世界の動向について思うところのことを書いていく、例えばいちばんの不確定要素である中国の動…

「湖の伝説」(梅原猛)

この本も20年ほど前に読んでいた本、それをもう一度読み返す、少し前NHKの「新日曜美術館」でその三橋節子という画家の美術館が紹介されていた、大津市の長等公園内にある、昨日の本と共通しているところは、いずれも近江の国そして琵琶湖周辺が舞台になって…

「星と祭」(井上靖)

もう一度、此処へ書くことを再開していこうかと思う、そのような気になってきている、特別に新しいことが始まっているわけでもない、前5月25日のこと、書き終わってみて何か一区切りが付いたという感じがした、ああもういいなという感じがしていた、今もあれ…

「キノの旅」

ただ、相手の言葉をその侭に受け留めていくことが出来るのかどうか、無理をしてそうするということでもなくて、自然なこととしてそうすることが出来るのかどうか、その、煩悩を持つということも、それを敢えて滅却するとか、無理をしてそうするとか、或いは…

「重力ピエロ」2

会議の席に居る、そして、他者の発言を聞いている、どうしたのか、その先はどうしたのか、何故、もっとその相手の言うところのことを聞かなかったのかと、それしかないのだと、そのようなことを想い発言したくなるが、でも抑える、次の議題、その場合にはど…

「モーツァルトとクジラ」3

昨日からの問題は、どうして、その、人は有りの侭の生き方が出来ないのかと、また、それをそれとして認めていくことが出来ないのかと、そのことにある、先ず、基本的なこととして、そう、誰かの期待に応えるということではなくて、自分の生き方をしていくと…

「モーツァルトとクジラ」2

そう、人間を理解するということに目標を定めていこうかと思う、いろいろなことを行うということよりも、数学の勉強をするということよりも、人間そのものについてのこと、そのところへ焦点を当てていくという、そのようなことの方がいいのではないかと思う…

「モーツァルトとクジラ」

結局、前半のワークというものも借り物であって、また、後半の褒めるということも、以前の経験したことがある、人間関係トレーニングだったか、そんなところで行った記憶がある、ということは、前半も後半も借り物、自分で考えたところのことではなくて、ま…

「重力ピエロ」

あるトレーニングに参加する、まあ、期待していたところもあったが、でも、のっけから、なんだ、これは、あの、フェルデンクライスの模倣じゃないかと、そのさわりのところ、それを真似ているだけのことなのではないかと、そして、身体のうちからエネルギー…

「自閉症」

ああ、何か調子が狂っている、いろいろなことを考え過ぎているのかと、或いは、もっと書くということを重視していくことが必要なのかと、或いは、自閉症に関する本を読み過ぎているのかも、そんなところもあるのかと、それでいて、何か、自閉症に関してのこ…

「14歳」

話を進めていく為に、或いは、もっと多くのことを書いていく為に、仮説を立てるということを思いついている、その言葉を思い出している、その、思いつきということになるのか、或いは、閃きということになるのか、その、日経を読んでいくということにおいて…

「自閉症児との接し方」2

自閉症児とか、そのようなこととは関係の無いこととして、まあ、無いとはいえないのかもしれないが、でも、そのことに囚われていくということではなくて、その、人間関係ということを深めていくことが、相手のことを理解していくということ、或いは、何が出…

「自閉児との接し方」

実際に、評論家は多いと思う、いろんなことを言っている、結局は、自分の体験談、経験したところのこと、巧くいったところのことを喋っているだけのことで、体系化されているということもないし、何か、そのところから得られるところもないと思う、でも、そ…

「イルカとライオン」2

何か、遣り方を変えて行かなくてはいけないのかと、その、自由に書くといってもそのように出来ていないところがある、本を読んでいくことについて、その、どのように書くということへ、自己を表現することへ繋げていくのか、そのところのことがまだ問題とし…

「イルカとライオン」

その、今、この時間帯においては、何をしていくのか、この場所においては、何をしていくのか、先ず、そのことを守っていく、厳密にというほどのことでなくても、そのことを守っていく、何か、その混乱からだんだんと崩れていくということが始まっていくよう…

「ずっと『普通』になりたかった。」3

結局、自閉傾向を持つ人間のことをよく知ってはいなかったという、そんなことを考えさせられる、その、他者もみんな自分と同じ考え方をしている、同じことを感じていると、そう思い込んでいることの方が、逆に、何かおかしいのではないかという、そんな気に…

「ずっと『普通』になりたかった。」2

メモをとること、その効果について、今、疑問に思っている、確かに、メモをとりながら読むことをすれば、確かに読み進んでいくことは出来る、先舳先へ興味を失わずに、何か、いい言葉、いい文が見つかるのではないかという期待に添って、読み進んでいくこと…

「ずっと『普通』になりたかった。」

みんなは自分と同じことを考えていると、そのように思い込みやすいところのこと、それがある、その、国道を走っていて、前を行く車も後ろから付いて来る車も、自分と同じ目的地へ行こうとしていると、そんなふうに思うところのこと、それを同じことが、その…

「海辺のレッスン」

この手の本は、以前よく読んでいたと思う、まあ、生き方のついての本というか、何か、生きるということについての洞察、人生を達観しているようなところのこと、何か、人間の生ということについて、真理を観ている、真理をみつけているような、そんなところ…

「子どもたちの心の病を治した犬」

そう、このような犬がいる、確かに、ただ、子どもたちの傍らに居る、そして、如何にも、その、子どもたちの心の状態を、その内にある怒りを、攻撃性を受け留めていくということをしている、悲しみを受け留めていこうとしている、そう、そのようなことが犬に…

「他の誰かになりたかった」

何か、その、メモをとらなくてもいいのではないかと思える、今までは、メモ用紙が傍にないと、どうも不安なところがあった、大事なところを書き留めていくことでないと、本を読むということ自体が無駄になってしまうという、そんな気持ちがしていた、でも、…

「雲のむこう、約束の場所」

明日からまた普通に生活が始まっていく、どのように生活していくのか、そのことについては、もう充分すぎるほど考えていると思う、どのようなことになっていくのか、目標というほどのことでもなくて、自分が、どのような人間になっていくのか、そのことにつ…

「太陽の戦士」2

人の話を聞いていくこと、何かそのことによって、自分自身が豊かなものを貰ったとする、そんなことを感じること、そのようなことが嬉しい、そう、そんなことになっていく、充分に、その、時間を掛けて、相手の話を聞いていく、そう、段々と、その、シンクロ…

「太陽の戦士」

まあ、自由に書いていけばいいと思う、その、自分が書くということではなくて、そのような意識の持ち方ではなくて、ただ、その、自然なこととして、そう、自由に書いていけばいいと思う、そんなところから、何か、新しい発想というもの、或いは、新奇なとこ…