「ずっと『普通』になりたかった。」

saikaku2007-05-10

みんなは自分と同じことを考えていると、そのように思い込みやすいところのこと、それがある、その、国道を走っていて、前を行く車も後ろから付いて来る車も、自分と同じ目的地へ行こうとしていると、そんなふうに思うところのこと、それを同じことが、その、生きるということにおいても、生活していくということにおいても、そんな思い込みを持っている、自分と同じ感覚を持っているということ、そんなところのこと、自閉症ということについての本を読むと、如何に、そのことが先入観の強いことだと、そんなことを学ぶ、症、ということは間違っているのではないかと、そう、みんな自分と同じと感じる、思い込む、そのことの方が異常なのではないかと思う、自閉傾向、閉、というよりも、自分の世界を生きている、そんな気がする、他のことに、その、前提条件ということ、そんなことに関係なく、こうあるのだろうという、何か、当然のこととしての、当たり前のこととして思っているところのことも、結局は、そう、思い込みに過ぎないという、そんなところのことを考え直させてくれる、まあ、そんなところがある、自閉ということについて学んでいくとき、何か、自分だけの生き方、その、人に認めて貰うとか、そんなことではなくて、それは、不安の裏返しのことでもあって、自信の無さということでもあって、そんなことではなくて、自分だけのこと、その、拘るということ、安定している世界、落ち着いている世界、整頓されている世界、そんなところにおいて、その、自分の生活ということを考えていく、でも、外の世界、その、無秩序な世界、それをどう対応していくのかということが、そんなことが含まれているが、その問題があるが、でも、それの呑み込まれはしない、パニックになっていくことはあっても、それに対しての自分の世界の有り様ということ、それを如何に堅持していくのかということが、そのことがある、如何に自分の世界を構築していくのかということがある、その、今までのこと、或いは、教科書が薄くなっている、数学の教科書も薄くなっている、そのことは、結局は、ストレートに正解を求めていくということに繋がっている、逆に言えば、回り道をしなくなっている、道草を食わなくなっている、そんなことなのだと思う、付帯的なところのこと、そんなことを考えなくなっている、そう、高速道路をバーンと造ってしまうような、そんなことになっている、でも、大事なことは、その、今思うのは、そう、回り道をしていくというか、いろんなところのこと、それを見ていくということ、最大公約数だけではなくて、それだけを求めていくのではなくて、最小公約数についても考えていく、最大公倍数も考えていく、そんなこと、そう、それも大事なことなのではないかと、高速道路を行った、時間も節約できたということであっても、では、どんな風景を味わったのか、何を見たのか、ということになれば、そう、心許ない、そんなところのこと、同じようなことと考えていくことも、みんな同じことをしていると、そんなふうに考えることも、何か、大きなことを見逃している、そんな気がする。