2008-01-01から1ヶ月間の記事一覧

「習字を書く」

赤手本を見て習字を書いている。気持ち的にはできるだけそれを忠実に書こうとしている。赤手本には罫線が引いてあり更にそれに影響されてきた。でも、この頃思う、でも何かが違うと。その見た目の感じと実際に何処へ筆を置き運筆していくのかは違うと。線ど…

対話をしているとき、実は「4者」関係が成り立っている。自分の内において、意識の世界に居る「自我」と意識下に居る「自己」、その「2者」に分けて考える。相手も同様に、それぞれに対応する「自我」と「自己」の2者が居る。その、合計「4者」関係が存…

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今週の初めから、生活のリズムが崩れてしまっている。大寒を過ぎて、全体的に凍りついてしまっているようだ。時間割を決めたはずなのに守ろうとしていない。多分、本心では守る気のないものを無理矢理決めてしまったようだ。体調も思わしくない。仕事場でも…

「もうワープロは遣わない」

この頃ワープロで作られた文章ほど読みにくいものはないのではないかと思っている。まさに自分自身の文章がそうなんだ。どうしても文が甘くなり冗長になってしまっている。書かなくてもいいことまでクドクドと書き込んで、構成もガタガタになってしまってい…

「絨毯が濡れている」

朝方少しウトウトしかけたときに夢を見ていた。その時間帯にはよく見る。眼の先にある絨毯の一部がテラテラと光っている。なんなのだろう。水のようなものが溜まっているようだ。犬猫がおしっこをしたのかと疑ってみる。それにしてはちょっと量が多過ぎるよ…

『私』(谷川俊太郎詩集)

ビデオに撮ってあった「ホテル・ルワンダ」を観る。撮ってはあっても何か観たくないなぁという気がしていた。過去のルワンダの状況から多分暴力や虐殺シーンがあって、厭な気分だけが残ってしまうのではないかと感じていた。その映画評論を読んだ記憶もあった…

『砂糖菓子の弾丸は撃ちぬけない』

積み木遊びをしている。普通に積み上げていく。倒れる。また積み上げていく。或いは倒れ方が面白いように積み上げてもいく。それも一つの試行錯誤。ドミノのように並べていってもいい。倒れ方に期待して並べていく。勿論、数が多いほど異なる形があるほどい…

『銀の匙』

今まで、同じようなことばかりを書いて来た気がする。添削をしていてそう感じる。一括削除!! もういいと。何か違うことを書きたいと思う。いきなり小説っ!でもないだろう。どうすれば変えていくことが出来るのか。本を読むことから変えていく? 最近読ん…

『本の虫 エリザベス』

最近「物の書き方」についての本を多く読んでいる。その流れの中で少し前に読んだ本の影響があるのかもしれない。今までに書いたノートや溜めてあるFDなど全部を封印するしようと思う。廃棄まで考えた。でも勿体無いという気もしている。FDも何枚あるのだろ…

『一億三千万人のための小説教室』

先日のウォーキングの途中、ユリカモメのユリちゃんに出会う。日差しは温かいものの冷たい北風に吹いていた。安濃川に架かる歩行者専用の橋を渡る。向こうの方の欄干に数羽の鳥が止まっているのが袂からも見えた。風に向かって飛んでは流されるのを繰り返し…

『2週間で小説を書く!』

「まあ、こんなもんでいいだろう」とする独り善がりなことではなくて、相手から学んでいくという立場に戻る。先ず基本的なことを理解していく。どうしてもそのことが必要だと実感している。そうでないと先へ進めない。自分の領域から出られない。

『天の鹿』

一身田高田本山のお七夜へ行く。8年(?)間の大改修も終わっていた。賑わっている。一年でこのときだけかと思う。カレー焼きの店や老舗の菓子屋の前には長蛇の列が出来ている。去年も確か来ていた。此処から数キロの距離を歩いて帰った。そのときから近辺を歩…

『まほうをかけられた舌』

絵を描くことが好きになって更に絵を描き続けたいと思ったときには、先ずその描き方を習うのではないだろうか。きちんとした文章を書き続けたいと思うときにも、やはりその書き方を学んでいくことが必要なのではないかと突然に思いついた。うぐいす図書館へ…

『発達障害の子供たち』

余りにも繋がりを重要視していくと、「お手々繋いで一緒にゴールしましょう」(これには虫酸が走る)ということになり兼ねない。柵を断ち切れない。同族意識或いは宗教的派閥の中に安住するという生活になってしまう。それとは逆に、西行のように不図放浪の…

「もののあとさき」

書くことにおいて「ダラダラと」と「キチンと」とは、精神活動の有り様として根本的に違っているような気がする。ダラダラと書いた文章を添削をしても、それでキチンとした文章にはならない。以前にもそれは経験していた。今、再確認した。モヤモヤの気分を…

「私にとっての『書く』こと」

「書こう」と思う。村上春樹氏の『走ることについて語るときに僕の語ること』に触発されてということでもない。前々から「書こう」という気持ちはあったのだと思う。ただその本に数メートルぐらいは背中を押されたような気もする。読み終えた今、「きちんと…

『求めない』

習字の練習をする。「古」という字を書く。小筆で何回も書く。どうも巧くない。手本を違う。何処か違う。また何回も何回も書く。そして気付く、「ああ!横3本の線が平行に同じ曲がり方をしているんだ」と。「独」についても、ケモノ偏の下部の曲がり方と「…

「空間の征服」

夢を見た。戸棚の奥に箱の酒をずらーりと並べて北叟笑んでいる、そんな夢を見た。何だったのか。確かにそのような状況は嬉しいことではある。自分にとっては、宝物にも匹敵するものなのだろうかと。それは言い過ぎか。何か大事なものを隠し持っている、とい…

「冬の犬」

また歩くことを始める。目的地は決めない。ただ歩くことを目的をする。曲がり角へ来ればその場でどの方向へ進むのか、そのときに決める。そのときの気持ち次第で決める。自分の好きなように歩いて往く。日曜日の午後は「歩く時間」。充分な歩道の幅員も無く…

「きみを思う夜空に」

身構えることも無く有りの侭のこととして、唯自己を表現していけるようにあればいいと思う。「受容」と「表現」に集約されていく。ただその狭間に「想像」がある。新奇な事と既存の事が折り綯わされる。そのところに物語が生まれて来る。相手にとっても自分…

「今年をどのような年に」

今までのことを総括していえば、4つの道を通して、自己の可能性を展開していくことになる。一つにはもっと多くの本を読んでいく。そして纏まった文章を書いていく。多分このことが中心的なところを占める。文章を書くことは満更嫌いなわけじゃない。でも本…