2007-07-01から1ヶ月間の記事一覧

「治療島」(セバスチャン・フィツェック)

この本は何か劇的な感じがしている、劇的というのは、衝撃的であると共に映画的なストーリになっているように思う、そう映像が浮かんで来ていた、読み進むに従って久し振りに面白い本に出逢ったことを愉しんでいた、だんだんと惹き込まれてしまって一刻も早…

「トメック」「ハンナ」(ムルルヴァ)

もう一度時間配分のことを考え直していく、そしてそれをシンプルなものへ替えていく、4つのことに並行して進めていくことよりも、その4という数字の安定感に拘り過ぎていることを改めて、実際のこととして巧くいっていない、そして気持ちも分散して仕舞って…

「とぶ船」(ヒルダ・ルイス)

今の一つの仕事は、11月にある研究大会の為にその発表原稿を書かなければならない、発表時間は短いもののどう発表するのかを考えていかなければならない、まだ充分に時間はある、差し迫っていればまた別の話になっていくが、充分な時間が遣えてまだ書き始め…

「旅するヤギはバラードを歌う」(ムルルヴァ)

今の生活の在り様は完全に4つに時間帯に区分されている、それで一応の落ち着きを持っている、安定してきてもいる、早朝の3時間は日経を読むことに、それを通して世界の動向について思うところのことを書いていく、例えばいちばんの不確定要素である中国の動…

「湖の伝説」(梅原猛)

この本も20年ほど前に読んでいた本、それをもう一度読み返す、少し前NHKの「新日曜美術館」でその三橋節子という画家の美術館が紹介されていた、大津市の長等公園内にある、昨日の本と共通しているところは、いずれも近江の国そして琵琶湖周辺が舞台になって…

「星と祭」(井上靖)

もう一度、此処へ書くことを再開していこうかと思う、そのような気になってきている、特別に新しいことが始まっているわけでもない、前5月25日のこと、書き終わってみて何か一区切りが付いたという感じがした、ああもういいなという感じがしていた、今もあれ…