「重力ピエロ」2

saikaku2007-05-24

会議の席に居る、そして、他者の発言を聞いている、どうしたのか、その先はどうしたのか、何故、もっとその相手の言うところのことを聞かなかったのかと、それしかないのだと、そのようなことを想い発言したくなるが、でも抑える、次の議題、その場合にはどうすべきかを知っているのかと、事前の策を考えていくことが必要なのだと、そのこと、自分の知っていることを伝えたくて挙手をして発言したく感じる、でも、抑える、次、どうしてそんなことをするのかと、どうしてそのような人選しか出来ないのかと、文句を付けなくなるような、苦言を呈したくなるような、そんなところを感じる、でも、発言はしない、もうだいぶ落ち着いてきている、その前に、どうして自分が言いたくなるのかと、そのことを考えていた、自分は知っている、先のことを知っている、どうして行かなくてはいけないのかという、次の一歩のことを知っている、でも、それを発言したくなるということは、何か、自分が知っていること、周りが知らなくて、自分だけが知っていると思い込んでいるところのことを知らしめていくことによって、何か、自分の存在ということを際立たせようと、そんな目論見が裏にあるのではないかと、そんな嫌な感じがしていた、自分のことを知らしめたいと、結果として相手のことを傷つけていくとか、そんなことにも、まあ、なるのではないかと、そのようなことを思う、人の話を聞いていく、何か、その、感情が高ぶってくるところがある、何か、自分は知っているのに、そのことが逆に無視されているかのように、もっと自分のことの方へ目を向けてくれればいいのにと、そう思うところがある、でも、今、何か、そのような心の動きから、離れていこうかと思う、もうそのようなことではなくて、自分だけのこととして、自分の仕事としてのこと、その、相手のこと、他者のこと、その、裏の意味まで先のことまで斟酌するということではなくて、ただ、それだけのこととして、今、有りの侭のこととして、その、周りのことを受け留めていく、そして、自分自身のことへ集中していくという、ただ、自分の方へ向けられているところのことは、そのことはしっかりと受け留めていくという、そのことは間違いのないこととして、でも、周りに起こっているところのことは、ただ、それだけのこととして受け留めていく、冷静に受け留めていく、ただ、それだけのこととして受け留めていく、そんなことでいいのではないかと思う、自分の存在ということを認めさせていくと意図ではなくて、ただ、相手の言葉をそのままに受け留めていくということが出来れば、そのようになっていけば、その、いろんな軋轢とか、まあ、そんなことも避けていけるのではないかと、このようなことになってきたのも、一つには、組織全体への信頼ということが失われてきているところがあるとも思う、でも、まあ、今は、それは別のこと。