昨日思っていたこと、２つ。

家では２匹の猫を飼っている。年老いた猫と食べ盛りの猫。冬になると、その2匹にとっては炬燵の下が安住の場所になる。昼でも夜になっても、その空間かその近辺で、これ以上は無理というぐらいに伸び伸びと寝ている。朝起きてきて「いないなぁ」と思っても、炬燵布団を上げると屹度居る。人間の方が遠慮して充分に足が伸ばせない。無理に伸ばそうとすると引っ掻いてきたりする。また引っ張り出そうをすれば、「うんぎゃー」と喚く。そして絨毯に爪を立てて抵抗したりもする。こんなときどうするか。電気炬燵のヒータの強さを最大にする！　10分ほどすれば、「あっつぅー」と言って（本当に言っているのかどうか分からないが）のっそりと出て来る。・・・これって、「北風と太陽」だよね。

受験シーズン到来。学校でも入試が始まる。その準備のために教室の机椅子を整えたり、場所を報せる張り紙をそこら中に貼ったりする。【受付】は【→】ですとか試験会場への案内図とか、【男子トイレ】は【↑】で【女子トイレ】は【↓】ですとか、またこれから先は【関係者以外立ち入り禁止】ですとか、そんな張り紙をベタベタと貼る。自分たちが普段よく知っている場所を始めて来た者の目で見てわかるのかどうか、そのようなことを想いながら貼っているのだろうと思う。その張り紙の中で一枚気になるのがあった。この【階段　使用禁止】！　・・・ふと思った。「だったら、手すりをよじ登ればいいじゃん」、　だから、私的には、一言挿入して欲しい。この【階段（手すりも）使用禁止】！！と。