書くことと読むこと。

saikaku2005-04-12

私の生活の中心的なことは、書くことと読むこと、その二つのことになっている。書くこと、自己を表現していくこと、自分の心の内のこと、でも、なかなか本当のところのことは分からない。本当のところのこと、核心的なところのこと、それが分からない。だんだんと書いているうちに、何か、そのように思えることにあたる、突き当たる、そんなこともあるが、でも、なかなかそのようなことは起こらない。でも、書き続けている。基本的に、書くこと、このように、この日記においても、このようにダラダラと書いていること、このことが好きなことである。一つには、このようなことがある、そう、このことがある。自己からのこと、発信していくこと。もう一つ、読んでいくこと、或いは、受け容れていくこと。読んでいくということが主としてのことになっているが、話を聴くこと、人の話を聴いていくことも、自分の仕事として、その、コミュニケーションをとっていくとか、そのようなことも含めて、全体として、その、人の話を聴いていくこと、そして、また、自分の感じているところのことを伝えていくこと。極少量を。そのようなことにしていきたいが、なかなか、そのようなことにはならない。そう、多くのことを話してしまう。人それぞれの生き方をしていくこと。そのこと、それぞれの生き方をしていく。それが本当のことであって、その、お節介なことをしていくこととか、指示をしていくこととか、命令をしていくこととか、そんなことは、そう、無駄なこと、そんなことによって、人の行動ということが変わっていくということは、本質的に変わっていくということはないし、そう、変わっていくとすれば、本人からのこと、自分自身からのこと、自己からのこと、内側のからのことだと思う。そのこと。でも、何か、そのようなことが、他者に影響を与えていくことができると、自分には、そんな能力があるんだと、過信しているところが、人間として哀しいところだと思う。そんなことになっている。人の話を聴いていく。それだけのことでいい。そして、どのようなことなのか、そのこと、その話から、どんなことを自分自身が感じているのか、どのように受け留めたのか、そのことから自分自身の展開を図っていくこと。それが、唯、自分を変えていくこと、少しずつのことにおいて、少しずつの変化、それを積み重ねていくことによって、いつか、その、少し大きな変化、それが起こり、また、それを積み重ねていくことによって、大変容、ということになっていくのだと思う。人それぞれ生きていく。自分自身もそう。そのような生き方をしていく。そう、そのような関わり方、そのようなことであれば、この世界も、ずっと住み易い、そんな世界になっていくのではないかと思う。