もう一度、自立へ。

saikaku2005-04-22

本を読まなければならない、確かに。そのように思っているところがある。そのことが大事なことだと思っているところがある、強固に。書くこと、その、自己を表現していくこと、そのことを大事なことだと、そう考えている自分がいる、以前から。そう、そのように考えている、同じことを。その、本を読まなければならない、多くの本を読まなければならない、そのことが、何か、強迫観念のように取り巻いている。今、そのことから離れていく。そう、離れていく。本を読まない、というか、ノンジャンルの本、何の本でも読んでいこうではないかと、或いは、何の本も読めるということは、その、自分への奢り、自分はどんな本でも読むことができるんだとする、そんなことの奢り、そんなことになっている。そう、その、自分のことが、自分という人間の価値が、その、本を読んで、どんなことを書いていくこと、そのことから、自己をどう表現していくのかということではなくて、そのようなことではなくて、唯、本を読んだということが、そのことが、その、逆の言い方、そのことがいいか、読んだ本があるということ、その本の存在、その重さ、そのことが自分に価値を与えているんだということ、そんなふうに、その本の重さが自分という人間性の重さだと勘違いしている自分がいたということではないかと。大事なことは、そう、自分からのこと、如何に、自己を表現していくことができるのか、そのことに徹していく。如何に自分からのこととして、そう、自己から始めていくこと、そのことが大事なことなんだと。だから、その、常に、日常生活において、今でも、此処においても、その、如何に自己を表現していくのか、そのことを心掛けていく。そして、その道の過程において、必要なこと、そのことを、そう、その過程において必要なこととして、或いは、自分からのこととして、何でもということではなくて、その、どのようなことでもということではなくて、そう、自分が望むところのこと、関心のあるところのこと、そのことを、そのような本を、その、本に依存していく、その本の重さに依存していくということではなくて、あくまでも、本を読む、その内容が自分の必要とするところのことであると、自己を表現していくことにおいて、そう、そのことにおいて、必要とする、あくまでも、自己を表現していくことが第一義的なことであると、そのように考えていく。何か、でも、そのことが、どうにも、そう、自信のない、その、直ぐに、逆転してしまうような考え方をしてしまうのではないかと思う。もう一度、そう、このような形において、自立していくこと、そのことを考えていく。「スーパーサイズ・ミー」、ドキュメンタリー映画だけど、きちんと、ラブストーリーになっていたのが嬉しかった。