草取りが追いつかない。

saikaku2005-06-29

取っても取っても、草が蔓延ってくる、どうにもならない、1本1本の草を引き抜いていく、どのように引き抜いていけばいいのか、そのことについても、小さな試行錯誤を繰り返しながら、その手加減を工夫していく、まあ、学習効果ということも、だんだんと出て来ているのではないかという、そんな成果を抱えながらも、何処までも蔓延ってくる、でも、除草剤とか、そのようなことではなくて、やはり、その、1本1本を引き抜いていく、そんなことをしていく、急に雨も降り出してくる、そんなことになっていく、雨、それもときに激しく降り出してくる、向こうの山も霞んでしまうほどに、激しく降って来る、慌ててシートを掛けていく、雨の跡がつかないように、そのようなことをしていく、だんだんと、その、終わりに近づいていくにつれて、だんだんと、その深層の構造がわかってくる、どのようなところに建てられていたのか、また、どのように手を加えられてきたのか、そのことが分かってくる、初めのことではなくて、だんだんと枝分かれしていくところのことも、それも分かってくる、そのような構造に、隠されていた構造に、また、複雑さを加えていく、そのことが、全体として、どのようなことになっていくのかと、軒先には、ツバメの巣がある、そして、人の近づいているところでは、活動を停止して、人の動きを見ているように、ときどき奇声を上げて、威嚇しているような、或いは、哀願しているような、そんな声を上げている、まあ、怒っているように感じる、早くその場所をどいて欲しいという、そんなことを感じる、自分自身のこと、このようなことをしているという、静かに独りで居るという、そんなことは、自分だけのこと、そう、或いは、ツバメとのこと、そして、サクラの木も、だんだんと、その太さ、高さを増している、そんなことになっている、だんだんと、その、庭全体の様相が変化していっている、もう少し、その、全体的な構図が、そのことがはっきりとしてくればいいと思うが、でも、まだまだ、その、試行錯誤、或いは、草との戦いに勝利できるのかどうか、そのことに掛かっている、でも、その草を、雑草とは思わずに、それを庭の一部として採り入れていくこと、でも、まあ、このことができるのかどうか、雑草、その個性が強すぎるという、そんな気がする、それだけで充分に生育していく、たくましく成長していくところがある、それには負けてしまう、でも、そのようなこともできるのではないかと、そう、庭との対話ということ、相手のこと、どんなことを隠し持っているのか、そのこと、時々のこととして、そのことを感じていくこと、そして、そのことをどうしていくのかと、引き抜くことだけでは追いつかない。