曖昧なままに。

saikaku2005-07-25

一つのことしか考えられない、自分はこういう人間であると、そのようにしか考えられない、その、一つのパタンに当て嵌めてしまう、そんなことになっている、何か、そのことは、自分の有り方ということが拡散していってしまう、自我が拡散していってしまうことを恐れている、或いは、自分の位置を集団の中に固定化してしまう、そう、そのようなこともする、どうにかして、その、自分はこういう人間であるということを、自分自身に対しても、或いは、他者の目に対しても、そのように固定したものとして映ること、そんなふうに規定していってしまう、年齢とともに、ますますそのような傾向が強くなっていく、それが普通の有り方なのだろうと思う、その、自我ということ、自分ということ、その、自我同一性とか、そのようなことから離れていくこと、無我の境地とか、そのようなことも分かりにくい、唯、自分ということ、その、いろんなことを考えている、脳内においては、いろんな部位で、様々な思考というか、イメージというものが生まれているのだろうと思う、そのことを活用していくこと、自分はこのようなことを考えている、ということではなくて、その、多面的な働き、そのことをもっと積極的に利用していくことで、そんなことでいいのではないかと思う、そのようなことにおいても、その、全体としての傾向、全体としての纏まりが、緩やかなこととして、纏まりがあるということ、そんなことが大事なことなのではないかと思う、そのようなことを思う、各々の働き、それがあってしかも、全体として統合されていること、そんなこと、或いは、そのことは、組織の在り方、そのことにも共通していることではないかと思う、或いは、国情、そのことにも関連している、その、一人ひとりの働き、それが充分に保証されていること、そして、しかも、全体として纏まっていること、そんなことが組織として有用な有り方なのではないかと、そう思う、だから、そのときに必要となるのは、それぞれがどのような活動を行っているのか、そのことが全体として伝わっていること、コミュニケーションが充分に行き渡っていることなのだろうと思う、そのようなことがなければ、結局は、ばらばらなことになっていく、それぞれが勝手なことを行っているということになっていく、自分自身の在り方、このような人間であると、そのように自分自身では規定しない、曖昧なままに、そのような状態、また、何が得意なことであるとか、その、特徴的なこと、そんなことについても、気に掛けない、曖昧なままに、自分という人間の在り方、そのようなことを決めていかない、そんなふうに、そう。