知っていること。

saikaku2005-09-25

知っているということ、或いは、識っているということ、その、本を読む、そして、その知識を仕入れていく、そのことをしていく、物理の本を読んでいく、そして、その法則、それを知っていく、決まりがあるということを知っていく、不確定性原理、そのようなことを知っていく、そのことが一つある、決まりとしてのこと、そのようなことになっているということ、それを知っていく、また、臨床知というのか、経験知というのか、その場でのこと、人の話を聞いていく、そのとき、その、知識、決まりということが必ずしも有効なことではない、カウンセリングの技術、それがいつもいつも有効なことにはならない、その場その場で対処していかなくてはならないところのことがある、そのようなことになっていく、そのこと、経験、臨床ということが先ずあって、そして、その後ろに、纏められていくこととして、その知識ということが、このような決まりがあるということが、そのことが形成されていく、それが一つ、しかし、新しい事態に直面したとき、その、何も考えないで、その事態へ這入っていくということもしない、そのようなときも、何か、先ずは、こうしてみようかと、一応の心積もり、或いは、計画ということを、今までの経験の基づいて、その知識に基づいて、一筋の光を当てていくようなこととして、そのようなことで、今から這入り込んでいく、その暗黙の状況を少しでも見えていくように、その様子を少しで分ればいいというように、光を当てていく、でも、今までのことが、そのことが役立つということにはならない、新しい、誰も経験したことのない、そのような状況であれば、役立たないことが多い、役立たないような事態にこそ直面していくことも、そのようなことから、何か、学んでいくことも、そのようなこともあると思う、その洞窟の探検が失敗に終わったとしても、そのようなことになったとしても、せめて、その入り口、その周辺についての知識、それが少しでも得られれば、次の探検者には役立つ、そんなことになっているんだと思う、無理に今までのこと、自分は、このようなことを知っている、このような知識を持っている、そのことを当てはめていくこと、そのようなことしか、今までの既存の知識を現実に当てはめていくこと、そのようにしか現実を理解できないということ、そのようなこともある、それは、しかし、それだけのことにしかならない、そう、それだけのこと、どのように、その、新しい事態、或いは、今までのことであっても、よく知っていることであっても、そのことを新しく見ていくこともできる、そんなこともできる、自分の知識、それを改変していくこと、そのようなこともできる、そして、全体知、そのようなことに近づいていく。