saikaku2005-10-25

昨日の問題が尾を引いている、他力性という言葉、誤解を招く、そのようなところがある、心酔していくところのこと、他者に自分の生き方を預けてしまうこと、自分がどのように生きていくのか、そのことについては判断停止状態、それになっていて、他者からの言葉、それに闇雲に従っていくようなこと、或いは、もう、酒に溺れてしまうしかないという、そのような混迷の状態、それに陥ってしまうこと、そんなことにもなっていく、その、他力性、そのことへ進んでいくということにおいて、その、先ず、自分ということ、そのことを肯定していくという過程、そのことが、先ず、あるのだろうと、そう思う、自分という人間は、何をしていくことができるのかということ、どのような行為、それを行なっていくのか、或いは、日常的な動作、それ、全てという、そのような考え方、それもある、日常的な所作、それに仏への行為、それを見出していくこと、そう、そのようなところのこともあるが、でも、何か、それは違っているという、安易に考えすぎているという、そんな気がしている、道元までは降りていかない、そのような状態にある、何か、その、自分のこととして、いろいろなことではなくて、日常生活の何でも、ということではなくて、特定のこと、そのことにおいて、自己を表現していける、そのようなことがあるのかどうかという、そのようなこと、没頭していける、そのようなことがあるのかどうか、そのこと、のめり込んでいくところのことがあるのかどうか、それを自分のものにしているのかどうか、先ず、そのような門があるという、そんな気がする、本を読んでいくこと、或いは、人の話を聞いていくこと、どのようなことにおいても、その、区別していくということではなくて、人の話を聞いていくということ、そのこと、受け容れていく、唯、受け容れていくという、そのような言い方をすれば、受身的、そんなことになってしまうが、その、積極的な意味において、或いは、能動的に、その、相手の話も聞いていく、そのようなこと、そのことに集中していくということ、それができると思う、或いは、そのことを深化させていくということもある、或いは、他のこと、受け容れていくということにおいて、積極的であること、そして、その、いろいろなことを、心の内に生じていくところのこと、それを、そのイメージを、それを表現していくこと、何か、自分から表現する、能動的なところを持たない、権力者の言い分に従っていく、盲従していくのではなくて、その、自己の内からのこと、そのことを表現していく、実現していく、そのことにおいて、その、自己の深いところからのこと、その、自分のこととは思えない、それほどまでに没頭しているところのこと、そこに、他力性ということが、そのことがいえるのだと、でも、誤解を招きやすい、それがある。