集中していけば。

次に、どの本を読んでいくのか、どの映画を観ていくのか、そのことを考えていく、どのようなことを受け容れていくのか、そのことに集中していくことができるのかどうか、そのことを焦点として、集中していけるところのこと、そのことへ向かっていく、或いは、書くことに集中していけるのか、先ず、その2つのこと、受け容れていくことなのか、或いは、表現していくことなのか、外向きなのか、内向きなのか、そのことが、先ず、分かれていく、でも、先ず、集中していける、没頭していける、今にしても、今、これを書いていること、このことに集中していくこと、そのこと、これが大事なこと、そう考える、このことを、もう少し推し進めていけば、別に、その、本を読むとか、映画を観るとか、いかにも精神生活しているということだけではなくて、何をするにしても、そう、食事をする、そのようなことにおいても、何を食するのか、次に、どの料理を食するのか、そのようなことにおいても、一点集中的な、そのような食べ方、それになっていく、或いは、家事のことにしても、何を行なっていくのか、掃除をしていくことにおいて、また、次に洗濯していくということにしても、そのことに集中していけるのかどうか、そのことがある、そう、所作ということ、何を行なっていくのか、その、何をするとしても、そのことに集中していけるのかどうか、そのこと、それを問うことができると思う、何か、その、道元だったか、ある話を思い出す、典座といったのか、料理番、その人であっても、その、悟りを開いていくことができるという、或いは、その人だからこそ、その、ひとつのことに集中していけるということ、それだからこそ、悟りを開いていくことができるという、また、その、箸の上げ下ろし、そんなことにまで、細かく、どのように行なうのか、その所作法を記していたのも、道元ではなかったかと思う、何か、そのことが、今、分かるような気がする、そう、でも、そのことを予め行なっておくことは、書き記しておくことは、そのことが、いわゆる、マニュアル化してしまうことも意味している、そう、そのようなことではなくて、そのときどきのこと、でも、今は、原本も何も、そう、それを見ずに、勝手なことを言っているが、そのときどきのこと、心の動き、或いは、自己を通して顕れて来るところのこと、そのことに従って、その行動をとっていく、そして、それに集中していけるということ、そのような生活の仕方、それができるのだと思う、ただ、自分だけのこととして、そう、そのような行動の仕方、それができるのだと思う、人のことはそれとして、ただ、自分自身のこととして、一つひとつのことに、その、精神を集中していけるような、そのようなあり方、その、認めてもらう、そのことが、まだまだ、根強くあるとしても、ただ、自分のこととして、行っていく、そのようなこと。