核心を巡る。

saikaku2006-01-12

どのように書き始めていけばいいのか、その、特殊相対性理論、それが創り出されたとき、その、光速度不変原理というという出発点、それは常識外れ、そのようなものだったと思う、同じように、ニュートン万有引力のこと、そのことも、当時とすれば、常識外れ、そのようなことであったと思う、でも、その、異様とも思えるところから発していながら、そのことが、結局は、自然現象を巧く説明することになっていた、その、私鉄沿線とJR線がいつしか平行して走っていることに気づくように、その理論が自然現象に沿っているということ、そのことに気づく、建築家は、住み心地のいい家を造っていく、そのことがある、どのような発想をするとしても、その設計が、住人の住みやすさ、快適さ、それを満足している、そのことによって評価される、奇想天外な、そんな発想をしてもかまわない、屋根がひっくり返っているような、そんな家、現実にもあるのかと、そんな発想をしてもいいが、自由に設計してもいいが、結局は、その、住み心地、そのことに還っていく、根本的なこととして、そのことがある、自由に表現していくこと、自己を表現していくということ、それもできる、言葉遊び、そのように言葉を羅列していくということもできる、そのようなこともある、でも、それは無意味、そう、今、このように書いていることも、結局は、その、心と呼んでもいいのか、その、核心、そのことがあって、その周りを巡っている、そんな気がする、その、何があるのかということ、どのようなことを感じているのか、そのこと、心の内に、どのようなこと、或いは、イメージがあるのか、そのことを表現していこうとしている、自然現象を観て、どのようなことを思っているのか、どのようなイメージ、微かなことであっても、何か、その、閃くところのこと、そのことを言葉にしていく、そのようなこと、数式に表していく、そんなことをしている、そう、相手のことを理解していくということにおいても、そう、どうにも越え難い、そんな溝、それがあるのだということ、他者を理解していくこと、先ず、違う人間であるということ、基本的は困難さ、それを抱えている、それは、先ず、何についても、そう、といえることであって、その、自分は自分ということがある、そう、そのことから始まる、でも、その、相手のことを理解していくということ、そのことがある、自分の経験則、先ずは、そのことから始まっていく、そのことを土台にしていく、そして、相手からのメッセージ、それを受け留めていく、そのこと、ただ、自分の思い込み、経験、それだけによって判断していくのではなくて、その、相手からのメッセージ、それを如何に受け容れていくのか、そのことによって、その、表現するところを変えていくこと、そのようなこと、だんだんと、その、核心に近づいていく、そのような、でも、それも、相手の存在、それに沿っているところのこと、そのような表現を求めていく、そんなことになっていくのではないかと思う。