『シッピング ニュース』

saikaku2006-02-06

思考が停止している、何から書いていこうかと、その糸口が見つからない、でも、指を動かしていく、そのようなことによって、回転し始めていくのだろうと、そう期待する、でも、まだ、始動していない、ゆっくりと、その、集中し始めているが、なんだろうかと、まだ、言葉が溢れるようには出て来ない、もう少し、その、根源へ遡っていくこと、或いは、祖先の土地、そこへ戻っていくこと、何か、その、伝わってくるところのこと、それがあるのだと、そのこと、或いは、無意識の世界との繋がり、それがあるのだと思う、人間にとって必要なこと、その、根源的なるものとの繋がり、それを失くしてしまうこと、そのことは、生きていくことの意味、それを忘れてしまうことに匹敵している、その、法に違反していなければいいとかいうこと、そのような考え方、或いは、マニュアルに従っていくということも、そのようなことも、同じようなこととして、その基礎的なところのこと、それを忘れてしまっている、拝金主義とか、或いは、何か、別のもの、それに依存していくということ、それも、結局は、根源的なるものとに断絶、それに起因している、そう、そのようなこと、現代社会が二極化しているということの、その根本も、それに基盤を置いているのか、或いは、浮ついているのか、その違いという、大きな違いという、そのことにあると思う、自己を通して、そのことへ近づいていくことが出来るのかどうか、日々の営みとして、そのようなことを行なっているのかどうか、その違いということになっていく、魂ということ、それが穢されていくこと、そのことをいちばん避けなければいけないと、そのところに、倫理的なもの、その、法律の条文にあるとかいうこととは別に、人間の生き方の問題として、その、自己の透明性、そのことが大事なこととしてあると思う、そのようなことになっている、自己の求めているもの、祖先の土地へ戻っていく、何か、そのことから得るところのこと、或いは、本来の自分のあり方ということが、そのことが顕れて来る、そのようなことになっていく、偽りのことではなくて、架空のことでもなくて、自己の本来のこと、『メゾン・ド・ヒミコ』、それも、まあ、本来の自分を表していく、そんなことなのだろうが、却って、嘘っぽい、そのようなことに、その、自然な現れ方、それではなくなっている、そう、期待していたほどのこともなかった、何か、それぞれの出来事の深まり、それがどうなっていったのかという、そのようなことも曖昧なままに、せりふも洗練されたものではなかった、そう、そんなところ、いろいろなことがある、そう、でも、それぞれのことが、どのような意味を持っているのかという、自分にとっての意味、そこから始めていく、・・・ああ、この文章を書くこと、苦しかった。