『魂にメスはいらない』2

saikaku2006-03-04

よく言われるところのこと、その、人間誰しも無限の可能性というもの、それを持っている、そう、確かにそのようなことだと思う、でも、その可能性というところへ、それへ近づいていくことができるのかどうか、問題は、そのことにあると思う、可能性ということ、結局は、自己、その有り様、そのようなことだと思う、自己へ近づくことができるのかどうか、そのことにあると思う、そのことを判断する方法として、顔の表情がある、顔相見ではないけど、その、顔の表情が豊かであるのかどうか、内面というもの、それが表わされるところのこと、その、いちばんのところが顔の表情、それにあると思う、そう、そんなこと、問題は、そのことを意識化できているのかどうか、そのようなことになっていく、他者に分かって欲しいとするところの気持ち、でも、自分独りのことであるという、そのような気持ち、それにも分かれていく、そう、分かってもらえるのなら、それに越したことはないという、まあ、そんなところに落ち着いていくことになるのかどうか、それぞれが、多分、そのようなこと、自己ということ、そのことへ近づこうとしているのかもしれないが、他者に分かってもらいたいとする、そのような、揺れるところのことではなくて、その、確かなこととしての、その、自分の内にあるところのこと、それに近づいていこうとしている、でも、そう、おかしなことに、その、自己に近づいていくことのためには、外の世界においては、辺境の地、そのところまで旅をしていかなくてはいけないという、何か、そんなことになっている、外においては、その、空間の広がり、その果ての地、そのところは辿り着くこと、そのことが、内面においては、より深い、その世界のことに対応している、横と縦の関係、空間と時間との関係ということになっていくのか、或いは、単に空間次元のことなのかと、どのようなことなのだろう、まあ、そのようなことになっている、より多くのこと、より遠くのこと、それを求めていく、そう、そのようなことをしていく、それが、より自己を識る、そのことに繋がっていく、そんなことになっている、ネットで研修講座を受けていた、受けていたというか、聞いていた、どうにも詰まらない、そう、面白くない、ただ、その、一方的に聞かされているという感じが、却って、強い、そう、詰まらない講演、実際の、眠気を催す、そんな講演であっても、まだ、聴衆の反応があるという、そんなことの方が面白い、そう、ネットでの講座、便利な分、今までの悪しきあり方が顕れている、それも、その、もっと深いところのこと、その、広がりがないということ、そして、それが面白さ、楽しさの欠けているところ、そんなことになっている原因だと、それにも気づかされる。