『魔術師のおい』

saikaku2006-03-15

ナルニア国物語も最後に近づいていく、どうして箪笥からその国へ行くことができたのか、また、外灯のこと、そのことも明らかにされている、また、世界と世界の間の国という場所、その場所も不思議な感じがしている、その、一つの世界が発展していくこと、一つの世界が生まれていくこと、そのことは丁度一つの宇宙が誕生する、そのようなことに似ている、そして、成長していく、展開していく、成熟していく、そして、衰退していく、そのような過程を経ていく、どうしてもそうなってしまう、そのような世界のこと、でも、それは、ただ、外界のことということではなくて、内界の話でもある、そのことがどうにも結びついている、そんな気がする、外界について知っていくこと、そのことは、同時に、内界についても識っていく、そのようなことが伴っている、ただ、外界についてのこと、それについて知るということが増えていくということにしても、それは、ただ、彷徨い出て行くという、そのような感じが付き纏う、不安定なことであって、そのようなことであって、そして、そのことを避ける為に、何かに、大きなもの、権威あると思い込んでしまうところのことに依存していくという、そんなことになってしまう、内界、そのことへ這入り込んでしまうこと、このこともまた、暗い、そのような気がする、その、閉じ篭ってしまうような、そして、その部屋の電灯も消してしまうような、そのようなところがある、外界と内界とのこと、その両者に位置するところのこと、そのようなところ、その二つの世界の間、そのような空間もあるという、それも一つの世界として存在しているという、そんなことを思う、或いは、孔子箴言にあったと、・・・その、トップとしての判断、管理者としての判断、それは、もう誰にも言えないことであって、トップがそう判断したのなら、その責任ということについては、自分自身が負うという、そのことは当たり前のことになる、でも、そのようなところの危うさ、そのことを感じる、そのようなことが分かっていないという、そんな管理者、自分で判断できない、そのようなトップ、それはトップとは言えないことであって、そして、組織ということも、何処かしら瓦解していくような、そのような雰囲気が漂っている、緊張感が失われていく、そう、そのようなことになっていっている、どのようなことができるのかと思う、自分にとって何をすることができるのか、そのことを考えていく、既製品としてのクッキー、ではなくて、自分で焼いてみるということ、そのこと、自分から作って行くということも、そのようなことも大事なこと、何か、確かに、その、自分からのこと、内界、誰しもが持っているところのこと、そのパワーが失われている、そんな感じがしている。