『お話について』

saikaku2006-03-30

人間は、物語、それを必要としている、個々の人間、それぞれが、それぞれの物語、それを必要としている、また、もう、創りつつ生活している、そのようなことが実態のこと、このように言われる物語という言葉、この言葉の意味、このことがよく分かっていなかったということがある、でも、今、だんだんと、この言葉の意味、その、日常生活に溶け込んでいる、そんなところがあって、そう、よく分離して捉えることができていなかった、そんなことに気づく、その、日常生活、そのところで言う、その、ホンのちょっとした言い訳、そのようなことにも、その人の物語、その片鱗が顔を出している、或いは、このように早朝に起きて書いている、こんなことも、どうしてこんなことをしているのかと、そのことを思うに、その、このように書いていく、或いは、自己を表現していくということによって、何か、新しい地平、それが見えてくるのではないかと、或いは、新しい章が始まる、或いは、もう始めている、そんなこと、そのような意味を持っているのではないかと、そう、或いは、物理の法則、そのようなことも、その、物語としてのこと、何か、一連の、この、混沌として見える、この世界のこと、その底に存在している、その一繋がりのもの、関連付けられる、或いは、人が納得できていく、そのようなこと、それを発掘していくという、そんなこととしてある、その、問題は、この世界のこと、或いは、日常の生活、そのもの、基本的に不安的なものであるということ、日常の生活、ということの前に、その、自分自身が、この世界に生きているということ、このこと、この不安、根本的な不安、それがある、そう、誰にしても、その第一章は、自分が何処から来たのか、そのことから始まっている、そう、そのようなこと、序に、最終章は、自分は何処へ往くのか、そのようなことなのだろう、それに答えていく、そのようなことになっていくと思う、そのこと、自分自身が、どうしてこの世界に生きているのか、そのことに納得するためのこととして、そう、そのことにどう答を出していくのかという、そのこと自体、でも、そのこと、今、このように書いている、自分の感じているところのことを書いている、自己を通して表現していること、物語る、そのこと自体について書いている、このことが、その、この物語、自分の物語、このこと自体を創造していくこと、或いは、完結させていくこと、そのテーマそのもの、それを、混沌としたところから得ていること、そして、言葉にしていく、或いは、表現していく、その、自分の物語、そのものを創造していくこと、そのことが、或いは、生きること自体の、その目的になっている、何か、堂々巡り、そんなことになりそうな、そう、そんなこと、そう、また、混乱を始めている。