『マリアンヌの夢』2

saikaku2006-04-09

日本という国は、今まで他国或いは他民族から侵略されたこと、そして、そのことに反撃したこと、それがないということ、侵略していったということはあるとしても、されたことはないという、そのようなことがある、ただ、元寇ということがあった、でも、台風に助けられている、反撃はしたのだろうが、でも、反撃に仕方も集団的ではなかったと聞いた、また、侵略されたこと、それは、戦後、アメリカに侵略されている、でも、侵略とは言っていない、侵略された歴史、また経験というものが欠けている、他国においては、その、侵略するされるということが、当たり前のことというように、歴史的なことになっている、そのようなことになっている、何か、そのようなことからして、日本というのは、平和な国、或いは、特異な国といってもいいのではないかと思う、或いは、イギリス、とか、アイスランドとか、ニュージーランドもあるか、ただ、イギリスは、北アイルランドとの関係がある、そんなこと、その、敵対するものの存在、そのようなことがあるとき、何か、頑なな、そのようなことになっていく、民族意識としてのこと、そのような固定化されたところのことが形成されていく、そのことは、多分、変わっていかないのだろうと思う、未来志向とか、そのようなことを言っても、無理なことなのだろうと思う、そのような、歴史的な事実、そして、そのことについて怨恨ということが深く刻まれている、そんなことがあれば、無理なことなのだと思う、何か、今、その、ちぐはぐさ、それを感じているのは、その、日本人としての、その、平和的な、みんな仲良くすればいいではないかという、そう、そんな曖昧な、そんなところの感性、それと、世界で、多分、共通していると思われる、その意識とのズレ、何か、そのことが基本的なこととしてあるように思う、多分、多くのことが表現されていく必要があるのだろうと思う、或いは、怨恨を持っているということ自体が、その、生き方の基礎になっているというときには、それを持ち続けていくことに、生き甲斐を感じていく、そんなことにもなっている、でも、まあ、そのような生き方なのだと思う、過去の出来事、また、過去の栄光、そのようなことの中にまだ生きていること、そのようなこと、仕方のないことなのだと思う、GSの時代をまだ卒業していない団塊の世代も居る、そのようなこともある、死亡記事に掲載された小さな写真に、まだ、過去と変わっていない、過去に生きていると、そんなことを感じる、まあ、人それぞれのことであるとしても、その、閉ざされたところのこと、自分自身で閉ざしているところのこと、人のことであっても、組織のことであっても、また、国としても、何か、共通しているところのことを感じる。