『ウォーターズ』

saikaku2006-04-17

自分にとっての本当のところのこと、そのことが掴めているのかどうか、結局は、そのようなことになっていく、自分以上のことでもなく、自分以下のことでもなく、ただ、何を行っていくことができるのか、どのようなことを今まで行ってきたのか、その延長線上、その線をただ延ばしていく、そのようなことだと思う、でも、わき道へそれてしまうということ、そんなことになってしまう、見失ってしまう、或いは、見失わされてしまう、そのようなことになっていく、何か、その、浮揚感が漂っているときには、そのようなときには、立ち止まる、或いは、引き篭もる、そんなことも必要なことなのではないかと、そんなこと思う、そのようなこと、できることとして、私のできることとして、何か、その、真実なところのこと、勿論、自分自身がそうなっている、そのことは必要条件であるとして、その、相手のこと、何か、その真実なところのこと、それが顕れて来るような、そんな接し方、そのようなことになっていけばいいと思う、辛辣なことを言う、そんなこともあるかと、でも、それが真実なことであるように、まあ、そのことが受け容れられるのかどうかはわからない、その、受け容れられるような言葉を掛けていくこと、まあ、そのような配慮をしていくとしても、何か、真実さ、それが見えてくるような、そんなこと、感じられていくこと、そう、そのようなことが大事なことなんだと思う、その、邦画の悪く癖、会話になっていないということ、何か、行き詰ると、すぐに暴言ということで取り繕ってしまうこと、もっと、その、ゆっくりと会話をしていくような、話し合いが続いていくような、そんな映画がいい、でも、フランス映画は、喋りすぎというか、字幕を読むことが大変、そのようなことでもなくて、まあ、適度に会話が続いていくというような、そのような映画がいい、行動においても、会話においても暴力的なことではなくて、静かに展開していくような、そのような映画がいい、でも、この映画、まあ、そのようなことだろうと、期待していなかった分、期待値が低かった分、まあ、よかったのではないかと、そこそこというほどのことでもなく、その、真実さに気づいていくこと、自分らのできるところのこと、まあ、それしかできないということに気づいていくということ、そのことでよかったのではないかと思う、でも、まあ、シナリオ、或いは、ストーリ展開は、お粗末、というか、TV番組程度、そんなことだった。