『倚りかからず』

saikaku2006-05-04

その、いろいろなことを考えていく、仕事場でのこと、その人のこと、その言動のこと、どのような意味があったのかと、自分の得意なこと、その殻の中に閉じ篭っていく、結局は、自分の都合のいいように、そのように進めていく、そして、その皺寄せが他者によっていく、そう、そんなことになっていく、その変化について気がついているのかどうか、そのようなこともある、平常に見えていて、でも、そうだからこそというか、平常に見たいという心理のほうが先に働いているというところ、それがあるのではないかという、そんな気がする、そのようなことを思う、底では蠢いているところのこと、そのようなことがある、その変化ということを、そのことを把握していく、心の状態、そんなことについても、穏やかさ、ということの影に、混乱しているところのことがある、そのようなことがある、それを表現していくこと、ただ、自分だけのこととして、それを表現していくことが、日常のこととして、必要なのだと思う、自分の仕事としてのこと、その、自己を通してのこと、自己を通して表現できていくところのこと、何か、そのことが、どこまでできるのかという、どこまで降りていくことができるのかという、そのことになっていく、いろいろな助けを借りて、本を読むこと、或いは、人の話を聞くということによって、自己の内へ降りていくこと、そんなところから、また、寛容の精神、それも培われていくのではないかという、そんな気がする、今、いちばん大事なこと、寛容さということだと思う、人間関係ということにおいても、また、国際社会ということにおいても、何か、角突き合わせている、そんな場面が多すぎる、そう、多すぎる、また、人間性の変容ということについて、変わらないこと、そのことに価値を置く、そんなことにもなっている、一昔前、変わらなきゃ、といっていたこと、改革の機運、その反動ということなのだろうかと、変わること、何か、無意味に変わることを宣伝しすぎたということもあるのかと、そのようなこと、真実なところのこととして、そう、変容していくこと、自分の殻に閉じ篭る、引き篭もりという、目に見える形でのことではなくて、精神的なこととして、今、引き篭もっていく、そんなことが、自分のことしか考えないという、そんなところのことが多すぎる、その、自我の殻、というのか、そのことを突き破っていくこと、それは、その、外側へということではなくて、内側の殻、それを、底へ突き破っていくこと、そのようなこと、それが一つの道、なんだと思う、自己のこと、その混沌としているところのことへ、そのところへ抜け出ていく、そんなことができるのではないかと思う、自分の仕事として、それができると思う。