『・・・』

saikaku2006-05-13

まだ、その、スタンスが定まらない、どのように進めていけばいいのかという、そのことが決まらない、読むことと書くこと、そのバランスをとるという、その考え方がおかしいのかと、そんなことも思う、その、書くということを主体的に考えていく、先ず、自己を表現していく、何処までも表現していく、何もないと思えることでも、その、本を読んでいくときにメモしている、そのメモが無くなっても、書き続けていくことができるのではないかという、書き尽くす、でも、まだ書いていくということ、その心理レベル、それを常にマイナスにしていくこと、その、読むことに飢えている状態にしていくこと、そのようなことが必要なのではないかと思う、今にしても、読むことを考えている、何か、本を読まなければならないという、そんなことを考えている、でも、もっともっと書くこと、そのことが必要なことなんだと思う、そのアンバランスが、前の、『ねじまき鳥』から始まっている、そう、本当にそんな感じがしている、あの本を読んだ後、もっともっと書かなければ、自己を表現しなければならなかったのだと思う、そのことを等閑にしてきている、そんな気がする、心の井戸、自分自身もその中に落ち込んでしまっていたのだと思う、そして、そのところでのこと、その、多くのこと、深くのこと、いろんなこと、また、出口、ということについて、何か、大事なことを感じていたのだと思う、まだ、そのときのことが充分に表現しつくされてはいないのだと、そんな感じを受ける、そう、もう一度、その本を読んでみるということも必要なのかもしれない、そう、そのようなこと、でも、そうではなくて、あれから、別の本、それもまた多くの本を読んでしまっている、そんなことになってしまっている、積み重なってしまっている、そう、そのこと、後からのこと、そのことを一つひとつ、その積み重ねられたところのこと、そのことを一つひとつ剥がしていくこと、そう、そして、もう一度確信へ近づいていくこともできるのではないかと思う、今は、兎に角、読むということを中断してでも、書くことに専念していく、そう、そのことが必要なことなんだと思う、その、どのようなことになっていくのか、今、清算しておくべきところのこと、そのことを今しておかないと、その債務、それが際限なく増えていってしまう、そう、そんなことになってしまう、三セクのように、どうにもならなくなってしまう、身動きとれなくなってしまう、そのようなことになる前に、その、今、自己の内にあるところのこと、その、堆積してしまっているところのこと、そのことを掘り返していくこと、読むということの前に、そう、もっともっと書くということが、そう、まだ、必要なことになっている。