『トムは真夜中の庭で』2

saikaku2006-05-19

今までのことを考えてみても、読むということの方へ傾斜していたのではないかと思う、どのような本を読んでいくのかということ、また、1冊の本を読み終えるということを重点的に考えていたと思う、1冊の本へ集中していくことを大事なことのように、だから、家においても、また、仕事場においても、その本を、今、手にしているところの本を読み終えること、そのことを目的としていたと思う、そんなことになっていた、そう、そのところのことが混乱を招き寄せる原因になっていたのではないかと思う、そのことを改めて、その、書くということ、そのことに重心を移していく、そんなことができないかと、そう、4分野のこと、世界、人間、自然、そして、フィクションの世界ということになるのか、その4分野、それぞれの本を読み進めていく、それぞれの本を読み終える、そのことを目的としていくのではなくて、そのことは、あくまでも手段としてのことであって、自己を表現していく為に、そのヒントを得ていくということであって、そして、そのことから得たところのこと、そのことを基にして、自己を表現していくという、そんな在り方、生活のパタン、それを創っていくことができないものかと思う、そう、そんなことを考えている、でも、まだ、このように構想を立てていても、どのようなことになっていくのか、その方向性、それが定まるのかどうか、そのことも心許無い、そう、そんな感じがしている、その、読むことから書くことへ重心を移していくことが、そのことが巧くいくのかどうか、そのこともある、いつの間にか元へ戻ってしまっているという、そんなことになってしまうのではないかと思う、その、自己を表現していく、そのことへ移っていけば、自分から行うという、そのようなことになっていけば、酒を呑むということからも離れていける、そんなことになっていくのではないかと、そう期待している、もう一度、その本を読み返している、以前に読んだ、その印象とは違っている、そう、記憶に残っていることは、もっと早く話のテンポが進んでいくのではなかったのかと、そんなこと、でも、その、夢の世界でのことなのか、或いは、その、境目、時間の境目、そんな世界に生息していく、それもできることなんだと、そのようなことも、ごく日常的なこととして、そのようなこととして、意識していないというだけのことで、そのようなことは始動していると、そんなことを思う、人の話を聞いていく、或いは、物事を受け容れている、そんなことにおいても、その、全体のことが機能していると、そう思う。