『ブロークバックマウンテン』2

saikaku2006-05-22

結局は、山ノ神にとり憑かれてしまったということではないのかと、そんなふうに思う、その、暗示されているところのことが多いと、そんなふうに感じる、その、精神分析的なせりふ、或いは、自分が殺されてしまうのかもしれないという、そんなこと、ロデオから縁が始まっているということも、振り落とされてしまうということが暗示されているという、何か、その、まあ、そのような世界の話なんだという、そのようなことだけで受け留めてしまうと、この映画の意味、そう、見失ってしまうような気がする、だんだんと、その、面白いということではなくて、その意味するところのことが顕れて来るような、そんなことを思う、山ノ神、それは、母性ということではなくて、この映画では、多分、父性の象徴ということなんだと思う、或いは、雇い主の存在も大きな意味を持っていると、そのようなことを感じる、そのようなことから言えば、この映画、何か、その特異なところがあると思う、そのようなこと、その、生活時間、それを見直している、早朝に起きる、そのことを習慣化していくということ、酒から離れていけば、そのようなことができるということがはっきりとしている、そう、3時に起きる、そして、今、このようにして書いている、このことから始まる、そして、その、日経を読むということではなくて、まもなく配達されてくる日経を読むということから始めていくのではなくて、哲学・心理のこと、或いは、人間に関すること、そのことから始めていく、そして、朝食後、新聞を読んでいく、世界のこと、そのことを知っていく、昼食後、物理のこと、或いは、自然についてのこと、そのことについて受け容れていく、そう、人間、世界、自然と進んでいく、そのようなことの方が、何か、そう、しっくりと落ち着くところを感じる、そう、このようなこと、その後、人の話を聞いていく、そのような時間になっていくと思う、また、空き時間、別の本、その他の本、小説の類とか、そのような本を読んでいくことにしていく、何か、そのようなことで落ち着いていくのではないかと思う、そのようなこと、何か、安定点を求めているような、しっくりと来るところのことを求めているような、そんなことを思う、そして、その、受け容れていくことによって、自己の内のこと、何か、結実するところのこと、そのイメージ、それを表現する、そのような時間を挟んでいきながら、その、自己を表現する、そのようなことでいいのではないかと思う、そう、これから、このようなこととして習慣化していくこと、実践していく、そんなことになっていく、でも、まだまだ、そう、換えていくということになっていくのだろうと、そんなことを思う。