『はるかなる国の兄弟』3

saikaku2006-06-15

まだ、いろいろ遣り繰りをしている、午前読む、午後書くということを換えていく、そう、今、午前中、書くことに集中していこうかと、そして、午後読むということに没頭していこうかと、何回も同じことを繰り返しているような、そして、また、元へ戻しているような、そんな気もしているが、何とか、落ち着くところのこと、どうすれば、自己の状態にマッチしていくのかと、そのようなところを探している、同じことを繰り返しているように見えて、実は、少しずつ、自分の状態も変化しているのではないかという、そんなことを感じている、そう、そんなことを感じている、その、午後、仕事場において、本を読んでいくということと、人の話を聞いていくということ、それらを同じこととして、受け容れていくということにおいて、同じこととして捉えていこうとしている、そんなところがあると思う、まあ、暫く、このようなことで生活のリズムを組み立てていく、その、時間を守るということ、発言時間3分、と決めても、それが守れない、自分の言いたいことを纏めていく、それができないのか、その、次々と、或いは、ダラダラと喋り続けていくということがある、制御が効かない、そんなところ、或いは、自己顕示欲が強いとか、そんなところまで考えてみたりもするが、結局は、自分がどんなことを考えているのか、その本当のところのことを自分自身が把握できていない、纏まりがついていないということ、あれもこれもと、その、言わなければならない、そのような重要性があると思い込んでいるところのこと、それが思い浮かんできているのだと思う、多くのことを盛り込み過ぎていく、また、そのことの方が価値があると、そんなことを思っているのではないかと思う、簡潔に完結していくこと、それができないというところ、まあ、そんなことがあった、その、いろんなところのこと、相手へ、自分の感じているところのことを分かりやすく伝達していくことの難しさ、偏に、それは、多くのことを語ろうとすること、何でもかんでも表現していこうとすること、それで却って、分かりにくくなってしまう、そう、そんなことになってしまう、自己の内において、何が、その、本質的に大事なことなのか、そのことを多くのものの中で見失ってしまう、そう、そんなことになっていってしまう、あれもこれも、自分の内にあるもの、そのもの全て大事なこと、そんなふうに思っていってしまう、在庫品が増えてしまう、そして、膨れ上がっていくことにおいて、見失う、そのようなこと、自己からのこと、そのことを表出していくこと、持てるもの、そのことの価値を見出していくこと、日々のこととして、そのようなことが大事なことなんだと思う。