『はるかなる国の兄弟』4

saikaku2006-06-16

落ち着いて話せること、その話を聞いていくこと、それができればいいと思う、何か、その、気持ちが通じていると、幻覚ということなのかもしれないが、まあ、そのようなことであっても、その、一瞬でも、確かなところのこと、こちらの言っていることが伝わっている、そのように思えること、そんなこと、相手の言っていることが、その、何を言っているのか、そのことが分かること、そんなこと、それができればいいと思う、まあ、そのようなことを望んでいる、年齢に関係のないことなのかどうか、でも、まあ、大人になるほど、その、依怙地、というのか、自分の考えているところのことが絶対的なこととして、正しいこととして思い込んでいる、そんなところのことを感じる、若いほど、その、まだ、自分の言っていることに完全には信頼を置いていない、何か、不安なところのことを感じている、そんなところを持っている、大人の場合、その、成功体験、そんなことがあるのだと思う、そう、一度、それで巧くいった、でも、本当にそうなのかどうか、それも幻覚なのかもしれないのに、でも、まあ、そんなことで思い込んでいる、そのようなことが続いていくということになっている、そう、そんなことになっている、相手の話を聞けないということ、自分の考えていることを絶対的なことと思い込んでいるということ、まあ、連動している、そして、何か、批判がましいことを言う、或いは、注文を付けていく、指示を与えていく、そんなことにおいては、自分自身がそうしていないということ、そんなところがある、もっと連絡を密にとか、そんなことも出来ていない、自分が出来ていないのに、人に、その注文をつけていくということがある、そんなこと、まあ、嫌なことがある、そう、でも、少しでも、その、通じるところのこと、対話をしていくことができるところのこと、まず、その、少しのところから、可能性のあるところから、そのことを始めていくということ、そんなことをしていく、自分自身のこととして、そう、先ず、その前に、自分の生き方ということ、そのことを確立していくこと、そんなことから始めていく、そう、そのようなことでいいと思う、まあ、本も読めるのだと思う、そう、基本的なこととして、家においては、書いていくこと、そして、午後は、読んでいくこと、そんなことでいいのではないかと、まだ、でも、二転三転するのではないかと、どうにも落ち着かない、そんなことになっている、まあ、最適解、それを探していく、そう、日々のこと、でも、何かが、少しずつ変化しているようにも、固定した最適解ではなくて、動き続けているのかもしれない。