『不撓不屈』2

saikaku2006-07-20

生活のありようということを、そのことを立て直していくためには、先ず、自己を表現するというところから始めていく、心の内にあるところのことを全部一旦放り出してしまう、全部放り出せるのかどうか分からないが、まあ、あるところのこと、目に付くところのこと、思いつくところのことを外へ放り出してしまう、そこから始まる、そして、そのようなことが出来ていけば、次に、新しいものを受け容れていくという、その方向へ自然と進んでいくような気がする、何か、その、自己を表現するという作業が少しでも停滞すると、生活全体のありような崩れていってしまう、そんなことになっていく、まあ、今までにでも、そのことは分かっているつもりではいても、同じような状態に落ち込んでしまうということが起こる、繰り返し、その、同じようなことになってしまう、学習効果ということが余りない、どのようなことなのだろうかと、人の話を聞く、これからどうしていくのかと、そんなことに話題が進んでいく、どのような生き方をしていくのか、そのことの話になっていく、どのような仕事を選択していくのかという、具体的にはそんなことになっていく、そう、初めは、何もない、やりたいことが何もないという、そんなところから、不図、気づく、昔こんなことを思っていたというところ、それが蘇る、そう、そのようなところから新しい展開ということが始まっていく、そう、そんなことが多くある、昔のこと、その、消えてしまったことではなくて、そのようなことを思っていた、密かに憧れを感じていたという、そんなところのことが心の内に埋もれているという、或いは、単に転がっているような、身近に転がっている石、不図、その持っている美しさに気づくという、そんなことが起こる、そして、その方向へ話が進んでいく、まあ、そのようなこと、自覚していない、明確に自覚していないまでも、そのことの存在、やはり、生きているという、そんなところのことを秘めている、まあ、そのようなことなんだと思う、心の内にあるところのこと、それに焦点が当たるのかどうか、ライトが当たるのかどうか、当たりさえすれば、その、忘れられていただけのことなんだという、その、まだ、自分の内に生きていたということ、そのことが、或いは、意味を持っている、価値のあるものだと、自分にとって価値のあるものだと、そんなことにも気づく、それになっていくのだろうと思う、そのようなところから、自己の内にあるところのこと、それを基にして、その、だんだんと、語りづくられている、自己の枠を崩していく、というか、広げていく、そんな方向へ展開していければ、まあ、いいのかと、そのことは、勿論、自分自身のことにも当て嵌まっているが。