『ラストコンサート』

saikaku2006-08-07

今でも商品を多く並べて置く、そして、その中から消費者は選択をしていく、そのようなことになっている、店主は、その消費者の好みを考慮して、そうと思われるところのことを想像して、多くの商品を並べるということになる、そして、多くのスペースをとっていく、でも、今は、だんだんと、そのようなあり方が変わってきているのかと思う、教育の世界においても、個別支援教育ということが言われている、個人仕様の教育、そんなことになっていく、此処の生徒のニーズを、といっても、必ずしも、個人のニーズそのものということでもないようだが、それを、まあ、一応は受け留めて、そして、個別の計画を策定していくということになっていく、そんな方向にある、消費活動においても、その、個人仕様の商品、それを扱っていく、その、個人のニーズをネットで受ける、そして、そのような商品をそれから作っていくという、だから、丁度、ES細胞の段階まで進めておいて、それから以降は、相手との商談に基づいて、好みの商品という、個人仕様の商品を創造していくということになっている、そのようなことにおいては、そう、個人仕様ということへ進めていくことにおいて、相手との話し合いが重要なことになってくると思う、相手との意志の疎通ということ、どのようなことを望んでいるのか、自分のこととしては、その、ES細胞の段階のもの、それを有している、そのようなこと、或いは、技術、それを持っている、今までは、最終段階まで仕上げてしまっていて、それを、提示していく、或いは、押し付けていくということになっていた、そう、そんなことになっていた、これからは、そこまでいかずに、その手前の段階で留めて置くこと、それから以降は、相手との話し合いによって、自由に変化していくということになっていく、そう、相手との話し合いが重要なことになっていくんだと思う、そのようなことになっていくんだと思う、話し合いをする、そのようなことにおいては、相手の言うところのことを理解していくというだけではなくて、それだけではなくて、相手の言動、或いは、その全体のことを観ながら、自分自身の内で、何かを感じている、相手からの言葉だけではなくて、相手の全体から誘発されてくるところの、自己からの言葉も聴いていると思う、そのようなことをしている、それによって、相手のことだけに応じていくということではなくて、相手のニーズ、それと、自己からのことによって、その両者が相俟って、何か、新しいものが創造されていくということに、そんなことになっていくのではないかと思う、まあ、そのようなあり方、人との関わり合いということにおいても、そのようなことを望んでいく。