『ゆれる』

saikaku2006-09-05

自分の行ってきたこと、例えば優秀な結果を上げたこと、そのようなことについて、ただ、自分だけのことではなくて、そのことを他者に認めて欲しいという気持ちが働く、まあ、それは自然なことなんだと思う、若いうちにおいては、そのことは自然な気持ちなんだと思う、まだ、その、自分自身のこととして、どのようなことを行っていくのか、何を目的としていくのか、そのことがあるとしても、その、一つひとつの行動の結果として、そのことについて、自己評価をしていくということよりも、端的に、他者にそれについての成果を認めて欲しいということがある、そう、そのようなことがある、その、自分の判断、行動、評価ということ、そのことが、自分だけで完結することではなくて、どうしても、他者の存在が意識されていくのかどうか、そのところが、大人と子供の境なのだという気がする、どのような生きる目標を持っているのか、どのような意図を持ってボールを出すのかということにも、共通しているところのことがあると思う、その、自分の生き方の問題、そして、次の問題、その、人間関係の問題、それがある、自分の判断で行動していくこと、その、他者のそのことを委ねるということではなくて、また、安易にムラを形成していくということでもなくて、その、自己の存在ということがある、自己の行為ということがある、そして、そのことを、他者との関係ということを、どのように繋げていくのか、勿論、他者も、自分の判断で行動できるという人間性を持っていることは当然のこととして、どのように協調していくことが出来るのかということが、そのことが次の問題ということになっていく、それが、その、依存関係ということではなくて、共生関係ということの始まりという、そのようなところなのだと思う、先ず、その、それぞれの持っているところの特性ということ、そのことを意識していくこと、或いは、自分との違いということを認識していくということがある、その為に、そのような、お互いがそれぞれの特性ということを認識していく為には、時間が掛かる、時間を掛けて、意思の疎通を図っていくという努力が求められていく、ただ、その、抜きん出た個人の存在、スタープレイヤーに頼っていくということではなくて、自分のこと、個性について識っている、周りの人間の、少数の人間の特性についても知っている、そのようなネットワークが創られている、そのようなことがあって、次の段階、より大きな仕事、自分だけでは為しえなかった仕事が出来ていくという、そんなことになっていくのだと思う、そう、そのようなこと、そのような繋がりを創っていくこと、そのことが次の課題となっていく。