『鴨川ホルモー』

saikaku2006-09-07

秀でたものに期待していくのではなく、自分たちで勝ち得ていくこと、それほど優れた技能を持っているわけではなくても、そのようなことができるという、そのようなことを教えられているのではないかと思う、その方向に進んでいると思う、同じように、公共事業に期待をしていくということでもなく、そして、期待が大きい、最後は国が面倒を見てくれると、そのような甘いところを持っている自治体はだんだんと崩れていっている、そのようなことになっている、そのようなことではなくて、それぞれの地域の状況を勘案しながら、その個性的なところのこと、少しでも違っているところのこと、そのことを見極めていきながら、自分らから、自らの個性的なところを活かしていくこと、そのところから始めていくということ、そのような方向にあると思う、今までの日本の社会、集団を作る、ムラを形成していく、そして、その共同生活を営んでいく、そのような生活の中に埋没していくことを望んでいるように、そして、その中心には、依頼の対象としての権力者や権威者の存在がある、それに期待していく、何か自分らの生活を見守ってくれている、そのような存在があると、実際はそのようなことがなくても、そのような感じを抱かせる、そんな存在がある、今もそのようなことを期待している、何か、目を掛けてくれているという、そんな存在に寄せる気持ち、それを持っている、しかし、そのようなことを続けていると、自らの能力を減退させていることには気がつかない、依頼心を強めていくこと、同じように欧州組に期待をしていくということ、そのようなことが自らの努力する気持ち、それをなくしていってしまう、そのようなことではなくて、自分らでゴールを決めていくこと、ゴールが決められるんだということ、そのことが大事なことなんだと思う、自らが出来るということ、その能力を持っているということ、それぞれの個性があるということ、そして、それの相乗効果によって効果を上げていく、今、そのようなことになっている、全体の傾向として、そのようなことになっていると思う、今、自ら動き始めていくという傾向と、まだまだ依頼心、依存心を強めていく傾向、それが鬩ぎ合っているところがあるのではないかと思う、自分自身のうちにもあるのかと、或いは、仕事場に中にもあるのかと、でも、少しずつ、自分自身のこととして、自らが動き始めていく、そのようなところができると思う、饒舌な人間ほど行動力には、自ら動くということには劣っているということも、ある、自分からは行動していないというところもある、そう、そのようなことではなくて、自ら始めていく、先ずは、隗より始めていく。