『時をかける少女』

saikaku2006-09-15

昨日から、新しいことが始まっているのではないかと思う、一介の教師ということではなくて、一人の人間として、というほどのこともなくて、ただ、自分自身の、その仕事のことも含めた生き方のこととして、新しいことが始まっているのではないかと思う、仕事としてのこと、生徒の話を聞いていくということにしても、その、学校という場の内においてのこと、勿論、そのこともあるが、実は、学校外のところのこと、或いは、周辺のところのこと、学校へ来ている、でも、完全には来ていない、その周辺にたむろしている生徒たちに関わっていくということが、そのような仕事が残されている、そのままに残されている、夜の時間、空いている時間、その周辺へ、先ず、そのところへ出掛けていく、自分から出掛けていく、そんなことを始めていく、水谷さんのように、学校から遠くはなれたところまでへも出掛けていく、そのことは、まだ、自分にとっては先のこととして、だんだんと行動範囲を広げていくとしても、まだ、学校周辺に屯している者達に関わっていくところのことから始めていく、その、自分自身のこととしても、その、学校内に居る、仕事はその中でのことと、そのように限っている、自分自身で限っているところのことではなくて、自分自身からも、自分の範囲からも出て行く、そのような意味を持っているのだろうと思う、まあ、そのようなことになっていく、別に、そのことがどうということでもなくて、そのようなことでもなくて、自分の内では、そのことが自然はこととして始まっているようなところもある、余りにも、自分という範囲を厳格に考えていくと、その、外の世界が思っている以上に恐ろしい世界のように考えてしまうのではないかと思う、そう、そんなことも感じる、自分自身の殻というもの、そこから出て行くこと、実際に出て行くということと、自分から出て行く、まあ、そんなことが重なっているような、そんな感じを受ける、そして、実は、このようなことのあり方が、その、自分のこれからの生き方の基本的なところを形作っていくのではないかと思う、そう、そんなところのことが始まっているのではないかと思う、そのような気がする、雨でなければ、そのように出掛けていく、そして、周辺に居る、その、曖昧なところの居る、グレーゾーンに居る、そのような生徒、というか、半生徒、というか、声を掛けていく、或いは、近所のことを考えながら、話をしていくということに、そんなことになっていく、また、何か、一つ、手応えのようなものを感じた、そんなところから始まった。