『イノック・アーデン』

再び書くことを始めていく、このように書いていくことを始めていく、この中断していた間に、大きく変わったと事のことといえば、これからのこと、先々のことについて、その見通しということがついてきたことにあるのではないかと思う、教育の問題が大きく取り扱われている、いじめの問題、あるいは、未履修の問題、その、燎原の火のごとく広がっている、そのことに関して、教委とか、校長とか、あるいは、教育評論家とか、いろんな人がまあいろんなことを言っているが、総じて、教育ということ、或いは、人間としての関わりとしてのこと、そのことにおいて、何が出来ていくのか、その本質的なところのこと、教えるとか、或いは、指導するとか、どうしてもそのような視点でしか見られない、考えられないところの貧しさが目立っている、その本質的なところのことについて、何も、多分わかってはいないのだと思う、受験対策として、生徒の為になるように履修科目を変更していくとか、そう、生徒の為になるということ、どのようなことが大事なことなのかということではなくて、ただ、相手の為になる、そのことが行動原理ということになっている、基本的なところのことになっている、そう、多分、どうしていけばいいのか、それもわかっていないのだと思う、いじめのことについて、その、当初は認める、でも、暫く経つと、前言を翻す、そう、それは、教委についている弁護士の意見に従っているだけのことなんだと思う、自分で判断できていないという、自分の立場を不安定なものになっているという、そんなところのことなんだと思う、自分で何を、どうしていけばいいのか、そう、それもわかっていないのだと思う、これからのこと、その、子供のこと、或いは、成長していくということ、育てるということ、それについて、もっと広い範囲のこととして関わっていく、そんなことになっていくのだろうと思う、そのための学習ということも再び行っていく、まあ、そのようなことになっていく。