『あなたの話は、なぜまわりくどいのか』

saikaku2006-11-28

独りの人間のあり方として、或いは、人間関係のあり方として大事なことは、多分、拘りのないこと、固定化されていないこと、柔軟性があること、自分自身に固執せず換えていくことが出来ること、そんなことなのではないかと思う、相手の話を聞くことが出来る、聞き容れていくことが出来るということは、それは、そのことによって、結果として自分の考えていることを換えていくことが出来るということなのだと思う、話をしても、結局は、何も通じていない、却って、その反論が返って来たりするとか、言い負かされてしまうとか、そんなことになってしまうと、話そうという気持ち自身が萎えてしまう、そんなことになってしまう、相手の話を聞いていくこと、そして、受け容れていくこと、そのことによって自分のあり方、それを、まるっきりそれに従ってしまうということでもなくて、その、言いなりになってしまうということでもなくて、何か、綯い合わせていくことが出来るという、そんな感じのところのところのこと、そのようなことが大事なことなのではないかと思う、そう、自分の考えているところのことに固執している、或いは、自分の考えているところのことが絶対に正しいとか、そのように思い込んでいる、まあ、そのようなことは少ないのかもしれない、却って、その、自分の考えているところのことに自信が持てない、そんなときに限って、その、虚勢を張ってみたり、或いは、多弁を弄したり、外見を着飾ってみたりとか、そんなことになっていく、それも、まあ、堅い鎧としてのこと、そのような意味合いがあるのだろうと思う、そう、もっといろんなところのこと、何か、その、根底に在るところの自分ということ、自己の存在、それを見失うことなく、でも、他者のことを受け容れていくことが出来ていけば、まあ、いいのではないかと思う、そんなことになっていくと思う、少しでも、私自身が、そのような姿勢で居るということが、周りに対しても、プラスの影響を及ぼしていくのではないかという、そんな期待も持ってはいるが、さてさてどのようなことになっていくのかと、自己の内の、その、新しいところのこと、或いは、異質なところのこと、そのようなところから、自分のあり方ということを変えていくということにも、そんなことにもなっていくのではないかと思う。