「ワーキングプア」

saikaku2007-03-28

年功序列制度ということが崩れてきたところから始まっているのだろうかと、その前にグローバル化ということ、世界の動きに対抗して行かなくてはいけないということ、そして、企業によっては人件費を下げるために中国へ進出していくとか、或いは、もっと易いところを求めていくとか、そのような方向へ進んでいる、国内においては、もう年齢に応じて賃金を上げていくことが出来なくなったということ、そして、元より高給であったところの中高年層をリストラしていったこと、そのようなことによって、その、ワーキングプアという階層が生まれてきている、でも、このことも、もとはといえば、団塊の世代、その集団としての重み、それが影響しているのだと思う、その歪みというものが若年層だけではなくて、低階層へ及んでいるのだと思う、その世代の退職ということが終わっていくまで、日本経済の動揺というのは続いていくのだろうかと思う、また余震ということも起こっていくのだろうかと、働いても働いても生活に余裕が生まれてこないということは、その、仕事をするということが、自分のスキルアップに繋がっていないということもあると思う、また、時給いくらということであって、全体として賃金が上昇していくということにもなっていかない、また、非正社員ということで、各種の手当てということも付かないということなのだと思う、そう、何か、そのような罠が広がっているような気がする、そこから抜け出すこと、底へ落ち込まないことも、どうすればいいのかということも、今、大事なところになっている、そういうことがありながら、官僚というのは、天下りということに執着している、何か、独自の能力というものを持っているわけでもないのだろうと思う、ただ、人脈に固執している感じがする、或いは、その人間関係によって何かが出来る、ただ、口利きをするということであっても、自分の手柄のように思い込んでいくところもあるのだと、そんな感じがする、天下り先を確保していくということ、何か、不安で仕方のないことなのだと思う、そう、歪なことになっている、ワーキングプアにおいては、こき使われていく、そしてただ消耗していくだけの人間が居る、仕事をしていくという気概ということも全然持てずに、ただ、金を稼ぐ、生活費を稼ぐ、その為だけの生き方がある、天下りに熱心であるものも、ただ、財団法人とか関連企業とか、そのところで歓待されるであろう自分を信じている、或いは、元の官庁とのつなぎ役、中は抜けているパイプ役に生きる意味を見出している、まあ、そのような生き方もあると思う、それまでの生き方の集大成というのか、今までのことの結果としてそのようなことになってしまっているという見方も出来るのかと、それは余りにも可哀想とか、でも、そのような生き方を変えていくことも難しいことなのではないかという気もする、どのようなことになっていくのだろうかと、そう、そして、自分自身の生き方ということを振り返る。