「青空のむこう」3

saikaku2007-05-02

この本はいいと思う、いろいろなことを考えさせられる、その、死者の国、先ずは一旦そこへ落ち着く、そして、そこで遣り残したことについて振り返る、どうしても、そのことを遣り終えてからでないと、次の世界へ進んでいけない、そう、そのようなことがある、そして、その遣り残したことを遣り遂げようとして、再びこの世界へ戻ってくる、その、幽霊というか、霊というか、そのような存在として戻って来る、凡そのことは、人との和解、そのようなことになっていく、そう、でも、何か、その、遣り遂げられなかったこと、そのことを、この世の人と通してでも遣り遂げていくということが、そんなことがあるのではないかと思う、そう、その、今、こうして書いているというときにおいても、その、思いつきというか、閃くというか、そのようなことが起こる、新奇なことを思いつく、それは何処から来るのだろうかと、自己の底から、無意識のところから、まあ、そのようなこともいいが、何か、それも、霊というもの、その存在からの発信されてきている、それを受けてのことではないかと、まあ、そのように考えれば、その、自分というものを通して表現しようというところのこと、それを発信している、言い方を換えれば、自分が選ばれたということなのではないかという、そんなところのことがある、何か、その、自己を表現するというように思っているが、実は、その、過去からの霊の発信、それを受信しての表現という、そんなことになっているのではないかと、そして、その、霊という存在によって、自分の存在というものが、どの程度のものなのか、どれほどまでの表現していくことが出来るのかということを判定されているのではないかという、そう、人間性ということを判定されている、そんなことを思う、そう、そのようなことになっていると思う、ただ、自分が生きている、というか、自分の思うように表現している、ということではなくて、そのように、自分を通して表現されるところのことがある、そのような生き方もいいのではないかという、そう、そんなことを思う。まあ、この本は、そう、その通り、いい本だと思う。