『ブッダの 真理のことば 感興のことば』

saikaku2009-10-09

少し前NHK教育番組で、片山恭一森有正について解説を試みていた。解説自身、何を言っているのか理解できなかった。また森有正自身が何を考えていたのかも、全然分からなかった。頑張って、全集の1巻目『バビロンの・・・』を読んでみようとしたが、うむ、ウム、有無・・・何も響いて来ない。頑張って、と意気込むこと自体がもう付いていけないことを意味しているのだ。装丁家TKとの関係からの方が分かり易いのではないかと思ったりもして。まあ、いいのではないかと、・・・諦める。何か、自己の内において、呼応するというか、共鳴するというか、自分自身がその本に参加しているという意識が持てなければ、まあ無理なのだと思う。面白いと感じる、そのところから関わりということが始まっていく。もう一つ思うこと、京都のような碁盤目状の街路があったとして、スタート地点からゴールまで行くとき、唯1回しか曲がらない行き方も出来る。でも、私は、多分、角々で曲がるだろうと思う。何故かといえば、その方が前方に見えている光景がその都度替わるから。同じ景色を見ているよりは、変化に富んでいることの方が面白い。そのようなことも関連していると思う。